土地の整地費用は、古い家屋の解体費用、測量費用、地積更正登記費用、地盤調査および地質調査の総額で決まります。現在ではアスベストといった廃棄物の処理費用が嵩むため、解体費用は思わぬ高コストになりがちです。売り手買い手どちらが解体工事費を出すのかという取り決めは法律で決められていないため、売買契約時に決める事になります。
土地購入時に、明確な測量図が存在していない場合、購入時に測量しておくと後々役に立ちますが、必須というわけではありません。地積更正登記は、測量と登記簿の面積が違っていた場合に行います。地盤や地質調査は、基礎工事をする際に必須となります。
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不動産相場というものは
不動産相場というものは、いきなり高騰することがあります。例えば、開発が決まったり、鉱脈が発見されるとそうなることがあります。鉱脈は日本では極めて稀ですが、昔は金銀の資源が豊富だった国ですから、ゼロとは言いがたいことです。しかし、今は基本的には駅が出来ることになったりすることによって相場が高騰するのが殆どです。逆に土地の汚染が確認されたりすると下落します。水銀とかで汚れていることはよくあるのです。
こうしたことが起きますので、土地を購入する時には十分に注意することです。昔は放っておいておいても日本全体が右肩上がりでしたから、価格が上がっていたものですが、今はそんな状態ではないので、買うときに注意が必要なのです。